帰る間際、山荘の庭でこんなものを見つけました。
最初は、ネコのおもちゃが飛んで、
落ちているのかと思いました。
淡い黄緑色。
けっこう枯れ葉の中では、目立ちます。
そして、独特な素材感。
近付いて見た時、イヤな予感めいたものを感じたのも事実。
中に真っ黒いものが・・・
カサカサ音がする・・・
これはたぶん、アレだな。
実はまったく知らないわけではなく。
赤岩集落では、これの真っ白い版を見ました。
「繭」・・・蚕が口から糸をはいて作る殻状の覆い。
白や黄色で、中央がややくびれた楕円形をしている。
生糸の原料。
蚕は真っ白い糸を吐きますが、
ヤママユ蛾の仲間は、黄色や緑がかった糸を吐き、
出来上がった繭も、ほんのり色が付いている、とか。
実は、身近にいるらしいのは、分かっていたんです。
彼らの食料は、ナラやクヌギ。
山荘の回りにたくさん生えていますし、
実際、巨大な緑の芋虫を見たこともある…。
見ない振りしちゃったけど。
2018年7月撮影。(;・∀・)
親(蛾)も見たことがあるような・・。
2017年7月撮影。(;・∀・)
虫が好きな人もたくさんいるし、
天蚕の艶や温かみのある糸をこよなく愛し、
自ら幼虫から育てて、タネ(卵)をとることから
糸づくりを始める人もいるようです。
えらいなぁ。
尊敬するなぁ。
自分では絶対できないことだけに、
敬服いたしますが、
嫌いなものを無理矢理好きになる必要も・・・
これでも買って、応援しますかね。
絹はお高いイメージでしたが、
意外とリーズナブルなお値段ですね。
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