上州湯の湖とは、品木ダムで堰き止められた湖です。
昨日の記事のチャツボミゴケ公園の下流にあります。

上州湯ノ湖1

しかしながら、我家のカーナビでは「品木ダム」では検索できませんでした。

そんなところにも、このダム湖の特殊な立ち位置が表れている…のかな?

上州湯ノ湖5

水利使用目的が、発電となっていますが、これも一種の方便。

こちらのダムの本当の目的は、中和。
湖に流入する河川にアルカリの石灰を投入し、
酸性の水を中和し沈殿させて、下流に流すこと。

上州湯ノ湖9

※中和成分を投入する工場は別の場所にあります。二か所。

草津温泉から流れ下る湯川。
同じく草津白根山から流れ下る大沢川、矢沢川。


上州湯ノ湖7

この三つの河川は強酸性の水質を持ち、
下流の吾妻川を(さらに下流は利根川になる)
「魚が住めない川」にしていた、と言われます。

中和成分を投入された水を一時溜め、中和生成物を沈殿させるのが、
この湖の目的。

上州湯ノ湖2

石灰が大量に投入されているせいでしょうか?

上州湯ノ湖13


どこか、自然でない水の青さのようにも感じられ、
神秘的…でもあります。


上州湯ノ湖6

そして、中和生成物が毎日毎日大量に溜まるので、
年がら年中、浚渫が必要な湖でもあるわけです。

※この浚渫された土砂は、周辺の処分場に捨てられ、
再び雨水などにより湖に戻っているらしいです。
そこから高濃度のヒ素(自然由来)が検出され、
危険視される向きもあります。


上州湯ノ湖12

中和され、中性に近くなった川の水は、ダム下流に放流され、
農業用水として利用されたりもするそうです。

上州湯ノ湖4

いわゆる観光湖ではないので、そっけないほどの必要にして十分な?設備。
新型コロナのせいでダムカードも配布していません。

上州湯ノ湖8

静かな、静かすぎるほど静かな湖です。観光客いません。

あ、でも、ここまで来たら携帯繋がりました。
山の中で電波がなくなったら、ダムを探せ!です。



ここから、車で約30分。

規模にしたら
品木ダムの総貯水容量  1668千m3
八ッ場ダムの総貯水量 107500千m3


あらま、二桁違うのね・・・(^^ゞ
比較する気にもならないほど違う、こちらのダムにも寄りましたよ。
八ッ場ダム。

上州湯ノ湖11

撮影している場所は右岸見放台、と言われるところですが、見放台は閉鎖中なり。

p(●`□´●)q


品木ダムでの中和が本当にうまく機能しているのであれば、
この八ッ場あがつま湖には、魚が生息しているはず。

それ以上に、この中和施設がなければ、コンクリート製の八ッ場ダムは
崩壊してしまう、かも。((;゚Д゚))


つまり、八ッ場ダムは品木ダムなしに成り立たないダムであることは、
間違いないのです。。。


どうなんでしょうね?
お魚が釣れる、とか魚影が見えたとか、
いまだ、そういう報告は聞こえてこないけれど。









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