雨でも、ソワソワ出かけたがりの小焼けです。

あ、でも傘さして荷物を持つのは嫌いなので、用事がある時はむしろ出かけたくない。
(ワガママ…)

群馬にいる時だってそれは同じで、温泉とか、外食とか、散歩とか、口実を作ってはフラフラ出歩いています。
ヽ(゜∀゜)ノ 

雨が上がったタイミングで、少し標高の低い田んぼのあるあたりへ。

雨あがり

はさがけ、はぜかけ、はざかけ、など呼び名は地方によって色々あるようです。
要は刈り取ったお米を籾を下にして干すこと。
こんな風に天日に当てておくと、味が良くなるそうです。

有機栽培だとか、特定産地のお米が美味しい、というはなしは聞いた事がありますが、はざかけして乾燥させたお米と、
収穫と同時に火力乾燥機で乾燥したお米でも、明らかに違いがあるそうです。

でも、雨に濡れちゃってる…。

今年は収穫時期に雨が多くて、農家さんも悩んでいるみたいですが、基本的にはさがけ中に雨に当たっても、籾の中の水分量が増えてしまうことはないそうです。

逆さにしていることで、茎や葉の油分や甘みが一番下の米粒へ降りて、栄養とうま味が増す、という仕組みらしい。そして適度に水分が抜けたお米は、一年間の保存に耐えられるようになっていく、のだそうです。
(後熟というそうです)


雨あがり6

はさがけの骨組みの作り方も、農家さんの腕の見せ所で、
○まっすぐであるか。
○間隔がとれているか。
○足が並んで揃っているか。
○田んぼから適度な高さがあるか。
○切りだしてきた竹が太さ長さがそろっているか。など…難しそうね。
 (^ ^;)

しかし、食味を良くする以外にも、はさがけで干されている稲の並ぶ風景は、美しいな。
あー、日本だなと思います。

キャベツ畑は、ごく一部を除いて黒土の畑になっていました。
高原キャベツは、落葉松(からまつ)の落葉が始まる前に収穫しないといけないそうです。
なぜなら、キャベツの葉の中に針のような落葉松の葉が入ってしまうと、取れないから。商品価値が下がってしまうそうです。

黄と赤と緑

この写真の、紅葉カエデの上に見える背の高い木が、黄色く紅葉している落葉松です。

さらに、濡れた落ち葉の上はすべるから、車の運転を気をつけるように注意されました。
そ、そうは言っても通らないわけにはいかないのですが・・・
(゜д゜lll)

落葉松は景観的には風情があるのですが、屋根に落ちた葉も雨や雪で流れ落ちないので、厄介者なんだそうです。


残り物2

あのぅ。
五味子って、鳥や小動物に食べられないの?
あちこちに、少し黒っぽい赤になった五味子が、まだぶら下がっています。

残り物

赤は目立つから、色々な動物に食べられやすい、なーんて思っていたけど。
こちらの
記事ね。。。

とはいえ、自分の舌で味見をするのは遠慮しまーす。

農産物の直売所。

羽生田6
(夏の様子です)

10月29日の営業で今年最後でした。
来年は7月の海の日の連休から。

2017年最初の「良いお年を」とご挨拶を交わし、葉つき人参や大根、白菜、アケビを買い、更にいっぱいオマケも頂いてきました。

さぁ、冬が来ます。





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